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結婚していなくても、同じだと思うんです。

女はちょっとでも会う回数が少なくなると、前はあんなに会っていたのに、どうして最近は会ってくれないんだろうと思ってしまう。 ちょっとでも電話の回数が減ると、なぜこの頃はかけてこないんだろうと考えるんです。
つまり、女は恋愛のピークのときをずっと維持したい。 どういうことかというと、男は誰でもつきあい始めた頃がいちばんやさしいわけで、女はそのやさしさのレベルを下げることなく、ずっと与え続けてほしいんです。
だけど、女がそれを求めると、たいがいの男性は「無理だ」と拒む。 女も若いうちは、それが無理だということがわからないんです。
だから、女としては年齢、経験によって学んでいくしかないんですね。 何人かの男とつきあって、全員に「無理だ」と言われたら、「男ってみんなこんなものなんだ」ということがわかる。
つきあい始めた頃のいちばんのやきしきを維持できる男は、この世にいないというのがわかると思うんですよ。 女も若いときは、やさしかった彼がだんだん冷たくなったら、もともと彼は冷たい人だったんだと思ってしまう。
こんな冷たい人じゃなくて、ずっとやさしくしてくれて、ずっとチヤホヤしてくれる男がどこかに存在しているはずだ。 そう思って、もっとやさしい人、さらにやさしい人を食欲に求めていくんです。
でもね、「ずっとやさしくして」と要求するのはやはり無理なんです。 だから、「男はみんな同じ」と考えるしかない。
諦めるしかない。 諦めるというのはネガティブだから、「男ってこんなもんなんだ」ということですね。

たぶん、女のほうが恋愛に欲張りなのでしょうね。 ピークのときの快楽を、永遠に味わいたいと望んでいますから。
だから、つきあいだした最初にものすごく尽くす男は、しばらくすると「もう私に飽きたんでしょう」とか、「最近、手を抜いてるでしょう」とか言われるんじゃないでしょうか。 そうかもしれない。
ただ、男は長続きさせたいんです。 本気なら尚更ピークを維持したいとは思わない。
男にとってピークのやさしさというのは、ある期間だけの演技にすぎないんですから。 女性に「もう私に飽きたんでしょう」と言われたら、男は「飽きることだってあるよ」というのが本心じゃないでしょうか。

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